睡眠障害について
睡眠障害の治療について
小鳥居諫早病院では、睡眠障害について治療を行っております。
睡眠異常
睡眠自体が疾患であるものを指し、不眠症・ナルコレプシー・睡眠時無呼吸症候群・睡眠相後退症候群などがあげられます。
内科・精神科的睡眠障害
精神病や不安障害、うつ病などに伴う不眠や過眠などがあげられます。
睡眠時随伴症
睡眠中に見られる異常な行動のことで、夜驚症・夜尿症・睡眠麻痺・周期性四肢運動・睡眠関連摂食障害などがあげられます。
その他
未だ分類が正確になされていない、短時間睡眠者や長時間睡眠者などがあります。
睡眠障害の検査
終夜睡眠ポリグラフィー検査
(PSG検査)
睡眠に関連した行動や生体現象を同時にかつ経時的に評価する検査で、痛みを伴うものではありません。
1泊入院となり、通常の就床時間に合わせて検査を行います。
測定する項目
1.脳波(睡眠の種類/深さ/時間/覚醒)
2.眼球運動(レム睡眠の判定)
3.頤筋の筋電図(レム睡眠の判定)
4.下肢筋の筋電図(周期性四肢運動障害の有無)
5.呼吸(サーミスタ)( 鼻腔の換気)
6.換気運動(横隔膜の運動)
7.心電図(不整脈や心拍数の変化)
8.動脈血酸素飽和度(低酸素血症の把握)
9.ビデオモニター(睡眠時異常行動の観察)
10.その他(睡眠中の体位/いびきの強さ)
検査の流れ
1
21:00
来院いただき、着替え・洗顔・質問表記入など行っていただきます。
2
21:30
検査に必要な機器を装着
3
22:30
就寝・検査開始
4
翌7:00
起床・検査終了
検査機器を外し、着替え・質問表記入など行っていただきます。
5
7:30
検査終了
○症状・検査の内容によっては、検査開始・終了時刻を決めさせていただく場合がありますので、あらかじめご了承ください。
○症状によっては、PSG検査終了後、引き続き、反復睡眠潜時検査(MSLT検査)を行う場合があります。
○検査は、個室の検査室で行います。
○検査中は、隣室にて検査技師が待機します。
★PSG検査の流れにつきましては、こちらをご覧ください。
★こんな症状はございませんか?